
蘇清苒(スー・チンラン)は無形文化遺産である刺繍の伝承者で、師は“繍聖”こと崔鳳来(ツイ・フォンライ)。傅司寒(フー・スーハン)は傅氏グループの社長。幼い頃いじめられていたところを蘇清苒に助けられ、刺繍入りのハンカチをもらったことから、ずっと彼女を忘れられずにいた。その影響で、彼は無形文化遺産である刺繍を軸に、最高級のラグジュアリーサブブランド“刺界(しかい)”を立ち上げ、刺繍文化を広めると同時に蘇清苒を探そうとしていた。“刺界”の名を上げるため、傅司寒は繍聖を訪ねて協力を求めるが、繍聖はこれを辞退。しかし、その弟子である蘇清苒の刺繍作品を目にした傅司寒は衝撃を受け、彼女をスカウトしようと決意する。傅司寒が繍聖の弟子に会いに行こうとした矢先、祖母が危篤との知らせを受け、その願いが婚約者との結婚だと知る。一方、蘇清苒もまた、会ったこともない婚約者がいること、そして家族から結婚を迫られていることを知らされる。彼女は抗議するが、何も成し遂げていないと両親に罵られ、自分を証明するために“精繍大会(せいしゅうたいかい)”で優勝して名を上げようと決心する。その後、“刺界”に入った蘇清苒は傅司寒の正体を知らず、彼が“刺界”の刺繍師である林悦渓(リン・ユエシー)を好きだと誤解する。傅司寒もまた、蘇清苒が探していた繍聖の弟子であり、ずっと想い続けていた女性だとは気づかない。蘇清苒は悪役たちに狙われながらも、幾度となくその実力を見せつけて彼らを打ちのめし、傅司寒ともお互いの正体に気づきそうになる。二人の想いは、誤解と困難の中で深まっていくのだった……。
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