
林芽衣と杉本健太の2年間の交際。ビニール袋の数円やストッキングの減価償却といった些細なことから、風邪薬の購入費、人工妊娠中絶手術の費用といった大きな出費まで、健太は芽衣と1円単位できっちり割り勘にする。それどころか、付き添いや看病、流した涙にさえ値段をつけて請求し、芽衣はこの関係の中で屈辱と深い傷を負わされた。二度の人工妊娠中絶の経験が、この関係を終わらせる最後の引き金となる。術後もなお、健太が診察受付料や薬代の端数まで執拗に請求してきたことで、芽衣は完全に目を覚ます。彼女は2年間のすべての請求書と証拠を整理し、「全国民暴露大会」で健太を社会的死に追い込むのだった。
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