
竜崎邸の長男・竜崎迅は兵権を奪うため、兎の妖魔・白川柔と密通し、双子の弟・竜崎優を殺害。迅は優に成りすまし、自身は死んだと公表する。その頃、迅の妻・蒼井澄月は妊娠が判明し、喜び勇んで帰宅するも、「旦那様」の訃報を知る。澄月は、迅の手のひらにある剣ダコと、学者である優のそれとは違う手を見比べ、身代わりの陰謀を見破るが、迅から不義密通の濡れ衣を着せられ、お腹の子は私生児だと誣告される。絶体絶命の中、澄月は竜王の力を借りて血統を証明し、迅が兄殺しで地位を奪い、敵と通じて国を売った真相を暴き、その陰謀を打ち破る。迅と柔は竜の牢獄へ投獄された。澄月は一時的に竜崎邸の家長となり、残党を粛清し、兵符を取り戻す。妊娠中の身で北海の辺境の乱や人魚族の侵攻を平定し、鉄血の手段で権勢を固める。迅の残党勢力による暗殺や胎毒の危機を乗り越え、澄月は聖竜の体を持つ息子・竜崎辰を出産。彼女は辰の成長を補佐し、「澄辰の治」を築き、「登竜門」の陣法を完成させ、「竜海聖母」として崇められる。最終的に、澄月は島に隠居して晩年を安らかに過ごし、仙逝後は遺骨が竜海に撒かれる。その伝説的な生涯は四海に語り継がれた。
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