
冷酷な首輔である顧蘭辞は、非情な手腕で殺伐とした決断を下すが、唯一、秦王の世子である謝元だけを心から大切に思っていた。十年前のある出来事で二人は引き裂かれ、謝元は母の仇を背負い、屈辱に耐えながら王府に潜んでいた。一方、顧蘭辞は権力争いに身を投じ、誰もが恐れる「人面の羅刹」となる。再会後、顧蘭辞は記憶喪失を装い、「許嫁」として謝元のそばに居座り、甘えながらも裏では彼の障害を排除していく。二人は手を取り合って柳氏の謀反の真相を暴き、血の債りを返すが、皇権によって生死の縁に立たされる。幸いにも深い愛情は裏切られることなく、死線を乗り越えた二人は、ついに月下で生涯を誓い合うのであった。
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