
神崎凛は元々ウォール街の伝説的人物「凛夫人」だったが、愛のためにその正体を隠し、20年間専業主婦に甘んじていた。彼女は夫・桐生拓海の会社を陰で支え、幾度となく危機を救ってきたが、婚家からは軽んじられる日々。桐生グループの上場祝賀会で、拓海は秘書の須藤奈々を公然とえこひいきし、凛を役立たずだと嘲笑する。心破れた凛は、封印していた資金を動かし金融界のトップに返り咲き、桐生蓮と手を組む。拓海の会社は次々と困難に見舞われるが、彼は専業主婦が黒幕であるとは信じようとしない。しかし、真相が次々と明らかになるにつれ、彼が誇りにしてきたものすべてが、妻の陰の支えによるものだったと知るのだった。
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