
田舎の村で、佐藤桂子は足に障害のある息子・春生のために、仲人の高橋おばさんに見合いを頼む。高橋おばさんは「交換結婚」を提案する。それは、春生の妹・桃子を梅子の愚鈍な息子・太一に嫁がせ、梅子の娘・美和を春生に嫁がせるというものだった。梅子と佐藤桂子はこの提案に同意する。桃子はもともと剛と恋仲で、彼が都会で稼いで帰ってくるのを待っていたが、剛からの別れの手紙を受け取り、愛の証も返されてしまう。彼女は都会へ剛を訪ねようとするが、佐藤桂子に薪小屋に閉じ込められ、太一との結婚を強要される。結婚後、桃子は何度も逃げようとしては捕まり、梅子に殴られ罵られる。梅子はさらに薬を使い、太一と桃子を床入りさせる。桃子は剛の友人・二牛に出会い、一緒に都会へ行こうと約束するが、妊娠していることに気づく。梅子は態度を一変させ彼女を世話するが、桃子は出産時に大出血で亡くなり、子供も死産する。太一は絶望して自殺し、梅子は狂ってしまう。この交換結婚の悲劇は、封建的な礼儀と強制結婚が女性にもたらす破壊を浮き彫りにする。
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