
ブラッドムーンの生贄として売られたエラは、呪われしアルファの王ケインの足元に投げ出される。彼に触れて生き延びた女性は一人もいなかった。しかし、彼の指が彼女の肌に触れたとき、彼の手首と彼女の首にあった休眠状態の三日月の刻印が、銀色の光を放って燃え上がった。彼女こそが、彼の運命の番だったのだ。彼は彼女を監禁し、刻印から血が滲むまでキスをし、所有の証として彼女の首に印を刻む。彼の幼馴染のライバルであるセレナは彼女に毒を盛り、偽りの結婚式の幻覚で彼女を罠にかけ、その心を打ち砕き、血の涙を流させる。呪いが強まり敵が迫る中、先に堕ちたのは冷酷な王の方だった。彼は、嵐の中で自分を抱きしめる勇気を持った唯一の人間を前に、ひざまずく。非情なアルファはひざまずかされた。囚われの少女は、彼の唯一の救いとなった。
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