
江南一の富豪の娘、文茜は、秀女選抜に無理やり参加させられ後宮入りする。本来は怠惰に日々を過ごすつもりだったが、実家の財力によって皇帝の目に留まる。財力を頼りに自らの居場所を確保し、麗貴人と手を組み寵愛を避けていた。しかし、麗貴人は皇帝の寵愛に溺れ命を落とし、文茜もまた皇帝と接するうちに心惹かれていく。だが、帝王の寵愛が自分一人に向けられることはなく、栄貴人の悲劇を目の当たりにしたことで、二人の間には溝が生まれてしまう。後宮では、欣貴妃、皇后が相次いでこの世を去り、文茜は度重なる変化の中で次第に成長していく。ついに皇后の地位を得るために千万の白銀を投じ、皇帝との間に子をもうけ、皇后の座に上り詰めた。彼女は後宮で新たな規則を推し進めるが、皇子が次々と夭折する苦しみを味わう。皇帝と生涯を共にし、口論と気遣いを繰り返しながら、宮廷という壁に囚われた一生を歩み、最後は故人への思いを胸にこの世を去った。
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