
菓子屋台で澄川澪は娘くるみと菓子を売る。剣崎恵太が通りかかり、馴染みの香りに気づき「叔母上」と声をかけるが、学友は澪の身分を嘲笑う。澪は三年前、屋敷を離れた日々を思い出し、恵太に菓子を渡し「今日会ったことは内緒に」と諭す。恵太が持ち帰った菓子に、剣崎征継が気づく。その菓子は、かつて澪が作っていたものと寸分違わず、征継は離縁した日の光景を思い出す。一つの菓子が、封印された過去を呼び覚ます。征継は真実を探る。誤解が解けた時、二つの家族の未来を照らせるのだろうか。
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