
武朝の時代、反乱軍が謀反を起こし、雲皇后は皇室最後の血筋が絶えるのを防ぐため、官女の小桃に子供を宮殿から連れ出すよう託した。逃亡の途中で官女は子供とはぐれてしまい、生まれつき知能に障害があり豆腐売りで生計を立てる「愚かな母」に拾われ育てられる。 「愚かな母」の実子である陳平は、母と拾われた養子の陳安を快く思わず、絶えず嫌がらせをする。 二十歳になった頃、生き延びていた官女の小桃が皇子の行方を捜し始め、陳安は偶然にも自身の本当の身分を知り、無理やり連れ去られてしまう。 半年後、新帝が即位し、陳平は科挙の試験に首席で合格し状元となる。 「愚かな母」は行方不明の陳安を捜すことを決して諦めず、彼が山賊にさらわれたと思い込み、帝都にいる陳平を頼り、陳安を捜してくれるよう懇願する。しかし、陳平は実の母を認めないばかりか、他人を母と認めてしまう。 時を同じくして、皇帝となった陳安は「愚かな母」への恩返しのために彼女を捜し始める。 こうして、母と二人の息子の間の恩讐と愛憎の物語が幕を開ける……
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