
薬屋の周瑾は、男が薬屋で息絶えるのを目撃する。男の体から毒香「踏醖」が漂い、死者の懐から劉御医の玉佩が転がり落ちた。周瑾は、六年前の事件の再調査を迫られる。徐老医の導きで毒香の特性を証明し、証拠が大相国寺にあると突き止める。陳延嗣が真相究明を手伝うと申し出る。柳七郎が捜査に協力するが、陳延嗣の正体を知り毒に倒れ、周瑾に「宮門に鬼あり」と血で刻む。周瑾は陳延嗣が後周の遺児で、趙兄弟を同士討ちさせる目的だと突き止める。しかし、趙匡胤は六年前、別の人物に毒を盛られていた事実が判明。大晦日の夜、趙匡胤は趙光義を呼び、毒酒を飲み崩御。周瑾は真実を語る選択をする。趙光義が即位し、宋皇后は廃され、陳延嗣は自殺、関係者は粛清された。周瑾は真実を語り嶺南へ流罪、養女の阿蘇が付き従う。数年後、趙光義は趙匡胤の譲位の詔を焼き、涙に暮れる。周瑾は嶺南で医者として生涯を終えた。
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