
かつての伝説的ボクシング王者、須藤衛。妻に先立たれてリングを去り、息子のために全財産を使い家庭を築かせたが、須藤家で無給の家政夫に成り下がり、息子、その妻、そして婚家にまで侮辱される日々。我慢の限界に達し家を出た彼は、旧友と再会し、街で悪党を懲らしめたことがきっかけで、高額賞金のボクシングの試合に出場する機会を偶然手に入れる。再びリングに上がった須藤衛は次々と勝ち進み、国内大会から世界決勝まで上り詰め、その確かな実力で世界王者の座に輝く。息子一家は金に目がくらみ、何度も騒ぎ立ててはデマを流すが、一連の騒動を経て、息子の須藤迅はついに目を覚ます。須藤衛は太陽ボクシングジムを再興し、真実の愛を手に入れ、愛する者と愛するものを守りながら、こう証明する。「歳月が髪を白く染めても、拳王は老いてもなお、拳王である」と。
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