
古代における瑞兆の筆頭——神獣「麒麟」の安平は、蟠桃を盗み食いした罰で人間界に落とされたが、ひょんなことから淵国で行方不明となっていた長公主本人であることが判明する。彼女は「殺気を見て、不運を食らう」という不思議な能力を頼りに、盲目の太子の目を治し、皇帝の毒を解き、慈寧宮の邪気を祓い、さらには朝廷で百年もの間誰も動かせなかった神弓を素手で引き開いた。親王と妖しき国師が仕掛ける数々の謀略に対し、安平は瑞獣の力ですべての企みを打ち砕き、最後は家族と再会を果たし、大靖朝一の人気者、そして国の守り神となる。
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