
田中家の老夫婦が弱り、二人の息子夫婦は家産を巡り計算を始めた。長男の嫁・春香は気が強く、次男の嫁・秋子は温厚そうだが計算高い。二人は村中で喧嘩を繰り広げた。しかし、春香の実家が金銭トラブル、秋子の息子が問題を起こすと、春香は秋子の息子を守り、「田中家の人間をよそ者にいじめさせるわけにはいかない!」と叫んだ。秋子も、春香が腕輪を質に入れ父の薬を買ったと知ると、皆の前で「私が貸した」と嘘をつき、春香の面子を守った。死ぬ気で争っていた嫁同士は、涙を拭いながら寄り添って座っていた。
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