
女子大生の源清澄は母と共に本の世界へ転生し、それぞれ皇太子妃と皇后になってしまう。原作では踊り子の橘霞を巡って対立する皇帝と皇太子の父子を前に、母娘は迷わず夜逃げを決意する。逃亡の道中、彼女たちは古い事件を追う桐生白と出会い、十八年前に起きた藤原家の姉妹毒殺という未解決事件に巻き込まれていく。証拠を集めるため、彼女たちは危険を冒して宮殿に戻り、最終的には左大臣である父と協力して朝廷で真犯人である蘭の君を告発し、死者の無念を晴らす。事件解決後、源清澄は皇太子との協議離婚に成功し、皇后も巧みに宮中を抜け出す。母娘は宮廷を離れ、都の郊外の屋敷で自由気ままな富豪の隠居生活を送り、残された皇帝父子は愛に狂い続けるのであった。
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