
歴史学を専攻する陸知微は、異姓王府の三女に転生した。功績が高すぎると主君に睨まれるから控えめに、と父に忠告した矢先、その馬鹿正直な父は皇帝の戯言一つで、彼女を史上初の異姓の公主にしてしまう。謝恩のため参内した日、道に迷った彼女は皇帝の殺意に満ちた計画を耳にする。杯酒釈兵権は偽り、真の狙いは一族を根絶やしにすることだった。父はまだ「陛下がそんなことをするはずがない」と信じているが、皇帝はすでに天羅地網を敷いていた。陸知微は笑う。忠臣良将が用済みになれば捨てられる(鳥尽きて弓蔵まる)のであれば、名君などただの戯言にすぎないのであれば――ならば、この世を覆してやろう。
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