
深見祈は大業帝国最後の冥界の使者として、自身の寿命と引き換えに生きる力を得ており、夜は月の光で心臓の毒を浄化する必要があった。辺境伯の嵐疾風は彼女の父親の命を盾に、10年の寿命を削る極秘の冥信を、戦死した摂政・皇蒼真に届けるよう強要する。祈が奈落の谷で10年の寿命を捧げて手紙を届けた時、なんと蒼真が姿を現した。彼は祈と共に玉座の間に戻り、疾風の権力簒奪の陰謀を暴く。そして廷臣たちの前で祈を摂政妃とすることを宣言し、彼女を摂政邸に住まわせ、その身の安全を護るのだった。
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