
天界の皇太子と地獄の主は、生まれながらの宿敵となる運命にあった。一方は恩寵を失い堕天し、もう一方は鉤爪の手を差し伸べた。一方は権威を失い、もう一方は自ら人間界へと降り立った。聖なる六枚の翼が嵐の中で初めて闇の骨翼と並んで飛んだ時、大天使が一体の悪魔のために自らの神聖核を貫いた時、魔王が荒れ果てた人間の小屋で自らの体温で寒さを凌いだ時――彼らが戦っていたのは、二つの世界の追跡だけでなく、その血に刻まれた運命そのものだった。硫黄の炎からオレゴンの松林まで、権力の頂点から食事と雑事の日常まで、彼らの傷ついた翼は互いのための聖域を築き上げた。そして、天使と悪魔の両方の血を引く小さな命が人間界で最初の産声を上げた時、かつて天界と地獄を引き裂いた力は、ついにその最も温かい帰る場所を見つけた。これは、全宇宙の偏見に逆らった後も、なお互いに手を伸ばすことを選んだ二つの魂の勇気の物語である。至高の権威がおくるみの温もりに変わり、永遠の憎しみが守るための揺るぎない献身に鍛え上げられた時――彼らは堕ち、壊れ、すべてを失ったが、互いの中に天界そのものよりも永遠なる帰属を見出したのだ。
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