
1988年、都市に戻った青年、柴田智也は全財産を投じて、貧しく落ちぶれた幼馴染の杉本茂を助け、県立中学校の食堂の経営を請け負う。食堂の商売が繁盛すると、杉本茂と妻の林みどりは利益を前に義理を忘れ、わずか五千元で柴田智也を追い出してしまう。柴田智也の人脈と信用の後ろ盾を失った杉本茂夫婦は、暴利を貪るために粗悪な食材を使い、奨学生のバイト代をピンハネし、裏帳簿を付けるなどしたため、食堂の評判は地に落ち、学生たちは抗議し、学校側から厳しい調査が入る。最終的に二人は経営権を剥奪され、多額の負債を抱えて皆から見捨てられ、杉本茂は露天商にまで落ちぶれる。一方、柴田智也は信用と良心を守り抜き、信用が商売の生命線であり、良心が人としての土台であるという道理を証明するのだった。80年代の市井の人々の善悪が、ここに描かれる。
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