
神谷宗介は臨終の際、夫婦共有財産のすべてを初恋の人である星野奈美に贈与すると言い張り、20年来連れ添った妻の須藤葵を深く失望させた。生まれつき霊が見える葵は、亡き夫の魂と、洗脳されて部外者の肩ばかり持つ息子を前に、もう我慢の限界だった。彼女は法を武器に、夫が長年ひそかに奈美へ送金していた数千万の資産を取り戻し、不当な遺言書を覆す。奈美の金目当ての仮面は剥がされ、評判は地に落ち、すべてを失う。息子の会社は倒産し、ゼロから地道にやり直すことになった。最終的に宗介の執着は消え去り、葵は財産を取り戻し、過去のしがらみを断ち切って、晴れやかに新たな人生を歩み始める。
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