
私は兄上が辺境から連れ帰った武将の遺児。兄上と血は繋がらないが、ことさらに寵愛されていた。しかし兄上が帝位に就くと、まず私に諦めさせようとした。兄上は私を大雨の中で跪かせ、五人の妃と夜伽をするのを一晩中聞かせた。その後、私を西国一の豪商に降嫁させた。嫁いで一年も経たぬうちに、夫は妾を囲い、姑は手を変え品を変え私を辱めた。兄上が私と再会し、傷だらけの体を見た時、九五の尊である兄上は、とうとう目を真っ赤に泣き腫らしたのだった。
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