
玉霊族は、代々万妖の王・赤竜を鎮めることを使命としてきた。聖主・琴葉は一族の力を結集して赤竜を討ったが、その宝珠を取り出すことしかできなかった。災いを前に、琴葉は赤竜の魂を娘の望月 鈴の体内に封印し、自らの霊力を封霊の簪に変えて赤竜の妖力を抑えるしかなかった。望月 鈴は封霊の簪に抑えられ、天賦の才を発揮できずにいたが、体内の赤竜の力を借りられることに気づく。しかし、母の遺言を胸に刻み、どれほどの屈辱を受けても簪を外そうとはしなかった。だが、一族が危機に瀕した時、望月 鈴は危険を冒して簪を外し外敵に立ち向かう。それが、さらなる災いを招くことになるとは知らずに…。
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