
国営旭日工場の食堂で働く柴田建吉は、いつも青菜しか食べない女性工員の古賀琴音を見かねて、こっそり肉を多めによそってあげていた。しかし、その光景を昇進を狙う会計係の金子福男に目撃され、あらぬ噂を立てられてしまう。そんな中、柴田は偶然にも古賀琴音が実は工場長の娘で、後方支援部門の腐敗を調査するために潜入していたことを知る。柴田はこれを機に金子福男の汚職の証拠を突きつけ、彼を失脚させる。総務副主任に昇進した柴田は、仲介業者の独占を打ち破るために産地直送を導入し、帳簿を公開して労働者の監督を受け入れた。利益集団からの度重なる嫌がらせにも屈せず、実直な改革で工場全体の支持を獲得し、食堂は市全体の改革のモデルケースとして評価されるのであった。
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