
結城顧問は田中村で、20年間も失われていた稲の原種「麒麟7号」を偶然発見する。手がかりは農家の田中守へと繋がっていた。その頃、村では土地の転貸が盛んに行われ、ほとんどの村民が契約して金を受け取る中、守だけが自分の田んぼを固守し、断固として署名を拒んでいた。請負業者の佐々木社長からの脅迫や村人全員からの非難に直面しても、守は全く動じない。謎の電話の後、彼は静かにこう告げる。「この土地には、手を出させん」と。
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