大乾(だいけん)の王女(おうじょ)顔草児(がんそうじ)は、幼少期(ようしょうき)に人さらいにさらわれ、顔家村(がんかむら)で屈辱(くつじょく)に耐(た)えながら成長(せいちょう)した。彼女の父(ちち)である皇帝(こうてい)が即位(そくい)した後(あと)、十数年(じゅうすうねん)かけて王女が誘拐(ゆうかい)された手掛かり(てがかり)を探(さが)し続(つづ)けていた。
皇帝(こうてい)は微服(びふく)で顔家村(がんかむら)を訪(おとず)れ、ついに娘(むすめ)の行方(ゆくえ)を突き止(と)めた。しかし、救済(きゅうさい)を行(おこな)おうとする直前(ちょくぜん)、顔草児(がんそうじ)は幼馴染(おさななじみ)の顔二郎(がんじろう)に裏切(うらぎ)られ、命(いのち)が危(あや)うくなった。危急(ききゅう)の瞬間(しゅんかん)、皇帝(こうてい)が現(あらわ)れて顔草児(がんそうじ)を救(すく)ったが、陰差陽錯(いんさようそ)で娘(むすめ)を彼女の兄嫁(あによめ)である月娘(げっにょう)と間違(まちが)えてしまった。
顔草児(がんそうじ)は宮女(きゅうじょ)として、偽(にせ)の王女である月娘(げっにょう)と共(とも)に皇帝(こうてい)に宮中(きゅうちゅう)へ連(つ)れ込(こ)まれた。本物(ほんもの)と偽物(にせもの)の王女が対決(たいけつ)を開始(かいし)し、月娘(げっにょう)は顔草児(がんそうじ)を根絶(こんぜつ)しようと企(くわだ)て、再(ふたた)び危機(きき)が訪(おとず)れた……