仙官見習いの帰寧は、縁結びの神・月下老人の愛弟子。ある縁結びの任務中、誤って衛雲祺を死なせてしまう。天帝は激怒し、帰寧に人間界へ下り、自ら衛雲祺との縁を結び直して過ちを正すよう命じる。さもなくば、その命はないと。愛弟子を不憫に思った月下老人は、帰寧の恋を助けるために共に人間界へ。姉弟子の蘭硯も同行する。人間界に来た帰寧は霊力を全て失ってしまう。一時的なものだと思っていたが、それは死の前兆だった。五日間も飢えた帰寧が月下老人に泣きつくと、彼は慰める。この生涯で衛雲祺の命を守り、彼の心を射止め、自ら進んで月影の赤い糸を中指に三周巻かせ、彼と生涯を添い遂げてこの劫を乗り越えれば、帰寧は過ちを正し、再び法力を取り戻せるのだと。一方、衛雲祺は祖母が英国公に呪いをかけられたため、神女の心血と花丹で祖母を救う必要があった。その女性を探すうちに、衛雲祺は帰寧こそが探し人であると気づく。しかし、その時にはすでに帰寧を愛しており、愛する人と肉親との間で苦渋の選択を迫られる。だが、帰寧は彼への愛ゆえに自らを犠牲にし、衰弱して一輪の紅鸞花となって眠りにつく。衛雲祺はそれを丹精込めて世話し、ある日、帰寧は癒えて人の姿に戻り、衛雲祺と幸せに暮らすのであった。