燕清凰(えん せいこう)、表向きは帰国し家産を奪還しようとする将軍家の孤児だが、その実体は西域(さいいき)の交易路を掌握する琉璃閣(るりかく)の主、「青鸞(せいらん)」である。父の冤罪事件の真相を突き止め、家産を取り戻すため、彼女は京師(けいし)一の放蕩者――鎮国公(ちんこくこう)の世子(せいし)、謝雲馳(しゃ うんち)と契約結婚を結ぶ。結婚後、彼女は雷のような手段で一族を立て直し、内部の敵を一掃。さらに皇家の狩猟場や北狄(ほくてき)の挑発といった事件でも、その鋭さを見せつける。謝雲馳は、初めは彼女の管理に抵抗するも、やがてその能力と気骨に惹かれ、次第に放蕩者の仮面を脱ぎ捨て、彼女のために矢面に立ち、成長していく。互いに譲らなかった契約夫婦の二人は、朝廷という戦場で連携する戦友となり、共に内通者を暴き出し、北狄を打ち破る。ついに、彼女は一族の汚名をそそぎ、王朝の経済生命線を守る無冠の王となる。彼は国公の位を継ぎ、国の柱石へと成長を遂げる。皇帝から特別に「並肩王府」を賜り、二人は手を取り合って城壁の上に立ち、共に万里の国土を守るのであった。