6年前、ピアノの才能に恵まれた結城瑠璃は、恋人の神崎司を守るため、神崎家から手切れ金を受け取り、死を偽装して彼の前から姿を消した。しかし、司に想いを寄せる西園寺麗に車で撥ねられ障害を負い、昏睡状態の中で娘のサチを早産する。6年後、瑠璃は娘を連れて必死に生きていた。サチは母の手術費用を稼ぐため、偶然にも実の父である司と出会うが、麗の策略により詐欺師だと誤解されてしまう。瑠璃が娘を救うために再び交通事故に遭ったことで、司はようやくこの母娘こそが、6年間探し続けてきた最愛の人とその実の子であることに気づく。やがて真実が明らかになるにつれ、瑠璃が実は名門・西園寺家の本当の令嬢であり、麗が嫉妬心から絶えず彼女を陥れていたことが判明する。麗がサチを誘拐した時、瑠璃は娘を救うために命がけで戦い、その過程で記憶を取り戻す。最終的に悪は裁かれ、壊れかけた家族は許しと愛の中で再生を遂げる。