十年前、須藤家は工事中に青銅の血棺を掘り起こし、無理に棺を開けたことで一族七人が謎の死を遂げた。その呪い返しを鎮めるため、須藤家の大旦那様は三跪九叩の礼をもって天山に登り、閉関を終えたばかりの鐘ヶ江悠(正体は天山の老祖)を天山道長と勘違いして家に招く。須藤家の先代当主は自らの寿命を契約に、悠から鎮運の古鐘を授かった。しかし先代当主が亡くなると、事情を知らない跡継ぎたちは、昼夜鐘を守る悠を罵倒し、屈辱の限りを尽くして追い出す。悠が敷居をまたいだその瞬間、古鐘は三度鳴り響いて砕け散り、須藤家の祖先の位牌はことごとく折れたのであった!