白川家の令嬢である白川雅は、鞠投げの婿選びで乞食に扮した皇太子・神宮寺景和を選んでしまう。共に過ごすうちに惹かれ合い、やがて景和の子を身ごもる。しかし、景和の正体が明らかになると、彼は冷たく雅のもとを去る。白川家は濡れ衣を着せられ、父と兄は投獄されてしまう。雅は一家を救うため都へ向かうが、景和に辱められ、軟禁されてしまう。景和は雅が自分の子を身ごもっていることを知り、態度を軟化させる。嫉妬に駆られた武田蘭が雅親子を毒殺しようと画策。雅はそれが景和の差し金だと誤解し、仮死の秘薬を飲んで逃亡する。雅の死を知った景和は狂乱し、三年にわたり捜し続ける。そしてついに須藤夫人と名を変えた雅を見つけ出す。産気づいていた雅を景和は守り、彼女は双子を出産する。真相が明らかになり、白川家の冤罪は晴れる。景和は雅と子供たちを都に迎え入れ、彼女を皇后に立てる。