終末の世界で、少女の陣内祈と母の佐野結衣は、陣内家から虐げられていた。父の陣内護は、自分が死んだら妻子を元軍人、郷田征に譲るという約束を交わしていた。陣内護の「訃報」が届くと、祖母と叔父は母娘に郷田征との結婚を強要する。郷田征は物資と引き換えに二人を手に入れ、陣内家との関係を断ち切らせる。母娘は次第に彼を頼るようになる。やがて死んだはずの父が現れ、武力で妻子を取り戻そうとする。郷田征は母娘を断固として守り、陣内祈は陣内護が妻を売った真相を暴く。最終的に陣内護の陰謀は露見し、基地から追放された。陣内祈は正式に郷田姓を名乗るようになり、三人の家族は終末の世界で温かい一角を守り、家の中は人の温情が満ちていた。