農婦の張本淑子は、孫のお宮参りのために北海市へ来た。しかし誰も知らない。目の前の農婦こそ、野生霊芝で財を築いた「霊芝王」張本先生その人であることを。大観製薬の会長・柳葉建一は、張本先生の代理権を獲得した者を副社長に昇進させると命じる。課長の財前浩一郎も、探し求める張本先生が義母の張本淑子だとは知る由もなかった。張本淑子は霊芝を贈るが、浩一郎の妻・羅怡佩にキノコと間違えられてしまう。羅怡佩は支社長の息子・木村佳豪と結託し、張本淑子に盗品の濡れ衣を着せ、警備室に送り込む。警備室で柳葉建一に助けられた張本淑子は、技術座談会に招待される。座談会で木村親子からないがしろにされ、彼女が「霊芝王」であることを信じようとしない。柳葉建一が現れ、張本淑子の身分を認め、役員たちを叱責する。張本淑子は柳葉建一の誠意に鑑み、代理権を大観製薬に与えるのだった。