かつて大夏国(だいかこく)の軍神と謳われた方塵(ほうじん)は、一夜にして全てを失い、盲目の廃人へと転落し、人々から罵られる存在となった。絶望の淵で囚われの身となるも、魂が肉体を離れる間際に仙人との縁を得て、もう一つの世界を垣間見る。その両目は光を失えども、心の灯火は消えず。気海(きかい)は破壊されようと、その魂はなおも輝きを失わない!彼は人の身でありながら仙骨を再鋳し、国と家のために天命に逆らう道を選ぶ。朝廷では詩と剣で陰謀を打ち破り、奸臣を誅す。国外では雷の如き力で小人を鎮め、国威を示す。帝都(ていと)の敵を一掃し、南疆の反乱を平定。八品上国の脅威に立ち向かい、血霊教(けつれいきょう)の血塗られた陰謀を打ち砕くまで。武をもって道に入り、心をもって道を証す。「俗世は我が志を縛れず、我が血をもって国に尽くさん!」