橘結衣は意地悪な叔母に転生し、元の世界に戻るため、家から追い出されようと画策する。ボディガードを誘惑し、唐辛子で涙を流すフリをして、桐生誠に追い出されるのを待っていた。しかし誠は彼女の嘘を見破らないばかりか、一族の争いの中で彼女を守り、計画がバレそうになると目に涙を浮かべて「俺はあいつに劣っているのか?」と問い詰める始末。やがて彼女はウェディングドレスに着替えさせられるが、ニュースでは桐生夫人が崖から転落死したと報じられる。そして誰かが彼女を「西園寺令嬢」と呼んだ時――結衣は、自分が彼の用意周到な檻から一度も逃れられていなかったことに気づくのだった。