「愛し合う二人が結ばれる」という王道の結末を軸に、見知らぬ者同士の契約結婚から真実の愛へと至る物語。実家の束縛から逃れるため、親友の兄との結婚で運命を変えようとする白石結衣。しかし、家族は彼女を全く顧みず、入籍当日に夫は海外へ留学。職場では心ない人々の標的にされてしまう。時が経ち、二人が再会したとき、お互いの顔さえ覚えていなかった。そうとは知らずに惹かれ合う一方で、夫婦関係には多くの誤解が生じていく。結衣は、自分の会社の上司となった彼が、見知らぬ「妻」を溺愛する姿に嫉妬するが、その「妻」が自分自身であることには気づかない。やがて、愛し合う二人がついに互いの正体を知ったとき、それぞれの魂が救われる物語が幕を開ける。