結城陸は結婚式当日、隠しマイクを使って婚約者の林くるみと花婿付添人の進藤明の不倫スキャンダルと共謀詐欺計画を暴露し、二人を破滅させる。実は陸はとっくに裏切りに気づいており、事前に罠を仕掛けていた。彼は会社のソースコードを入れ替え、進藤にウイルス付きの偽コードを盗ませた。また、送金記録、ホテルの宿泊記録、チャット履歴など、二人が三年間に行ってきた詐欺の証拠を収集していた。結婚式の後、進藤がコードを転送しようとした際に罠が発動し、商業詐欺と業務上横領罪で警察に逮捕され、最終的に複数の罪で懲役十八年の判決を受ける。林くるみは詐欺罪と傷害罪で懲役十二年を宣告され、獄中でうつ病により亡くなる。林家は債務危機で完全に崩壊し、林の父は晩年、早産で生まれた孫を抱えて苦しい生活を送り、末期の肺がんで亡くなる。子供は児童福祉施設に送られた。一方、結城陸は復讐を果たした後、事業に専念し、会社は新規株式公開に成功して業界のトップ企業となる。彼は過去の憎しみを乗り越え、新たな人生を歩み始める。裏切りから始まったこの結婚式は、最終的に緻密な復讐と自己救済のゲームへと変貌したのであった。