もしもう一度やり直す機会が与えられたら、あなたはその傷跡に立ち向かいますか、それとも原因から逃げますか?
結城清葉は神崎凛と3年間、秘密の結婚生活を送っていたが、その見返りは、彼が恩師の娘と仲睦まじくする姿だった。そのせいで彼女は自由、姉妹、お婆様、子供、そして命までも奪われることに…。
陣痛促進剤を無理やり飲まされ、母子共に死亡したその夜、清葉は窓の外で橘夏美の誕生日を祝い花火を上げる凛を見て思った。「来世があるなら、絶対に、絶対に神崎凛を好きにならない」と。
しかし、再び人生をやり直すことになった清葉は、運命の離恨が前世と同じように、春風と共にまた芽生えることに気づくのであった。