白川家は代々、「古い手紙の保管、故人からの手紙の委託」を営む郵便堂を経営している。一族には「真夜中に冥界の手紙を受け取ってはならない。冥界の手紙は開封せず、保管せず、代行せず」という家訓があり、真夜中に冥界の手紙を受け取った者は必ず亡霊に付きまとわれる。祖父の白川展が重病で床に伏し、命を救うために珍しい薬草が急遽必要となるが、その薬草は堂本徳造社長しか手に入れられない。白川清美は進退窮まる中、義姉の杉本千佳と堂本社長にそそのかされ、禁を破って真夜中に冥界の手紙を受け取ってしまう。亡霊が現れ、清美はやむを得ず亡霊である林優佳が殺人犯を見つけ、事の真相を突き止める手助けをすることになる。