声の出ない少女、須藤詩織は、6歳年上の叔父である神崎蓮に恋をしていた。血の繋がりはないものの、二人の間にはいつも距離があった。詩織は蓮に愛を伝えようと決心するが、偶然にも蓮の母に知られてしまう。蓮の母は死をちらつかせて蓮と詩織を引き離し、幼馴染の林麻衣と結婚させようとする。そのことを知らない詩織は蓮に愛を伝え続けるが、蓮は彼女を遠ざけるばかりだった。神崎家と林家の婚約披露宴当日、蓮は母に詩織をレストランへ連れて行くよう頼む。しかし、母の季清秋は二人を騙し、詩織は誘拐されてしまう。誘拐犯が蓮に助けを求めて電話をかけるが、携帯電話の電源が切れて通話は中断。充電後、蓮は母の嘘を信じ、誘拐犯の電話を詐欺だと思い込み、詩織に酷い言葉を浴びせてしまう。
絶望した詩織は崖から飛び降りるが、救助された後、完全に彼の元を去ることを決意する。しかしその時、蓮は必死に彼女の愛を追い求め始める。詩織は次第に、かつての別れの裏には、蓮の知られざる深い愛情と真実が隠されていたことに気づいていく。