前世、後藤 蓮は、理想の女性だと思っていた佐々木 優に全財産を搾り取られ、母と妹を死に追いやられた末、自分も毒殺された。
再び目を開けると、なんと悲劇の始まりに転生していた。母はまだ自殺に追い込まれておらず、妹の病もまだ助かる見込みがあった。
その蛇蝎のごとき女は、今も無垢なふりをして、彼を地獄に引きずり込もうと企んでいる。
今世では、未来の記憶を持つ蓮が、偽りの愛を断ち切り、家族を守ることを誓う。
彼は優の弟の手柄を横取りし、巧妙に濡れ衣の詐欺を暴いて大金を稼ぎ、逆に優に自業自得の報いを受けさせる。一歩一歩周到に、前世で自分を裏切った者たちを、一人また一人と足蹴にしていくのだった。