村の医師、須藤芙美が帰郷し診療所を開くが、村のボスである財前泰造に、夫の園田一明が「蛇の妖怪」だと濡れ衣を着せられてしまう。一明は左腕にある蛇の鱗のような痣や、深夜に山へ入る行動から村人たちに疑われる。家には偽の蛇の抜け殻や偽造された爪痕といった「証拠」が次々と現れ、雄黄酒の一件で彼は完全に言い逃れのできない状況に追い込まれる。芙美は医療知識を頼りに不審な点に気づき、夫婦は信頼と猜疑心の中で密かに調査を進める。そして、すべての怪事件が、裏山の貴重な薬草を独占しようとする財前泰造の巧妙な陰謀であったことを突き止めていく。