海浜市一の富豪の跡継ぎである神崎司は、一族に伝わる精子無力症を患っていた。神崎家の当主である祖父は、仮病を使って結婚と出産を急がせる。そんな中、森琴音は偶然にも神崎司と関係を持ち妊娠してしまう。子供を育てる経済力のない琴音は、司に中絶手術の費用を援助してほしいと頼むが、それは神崎家の望むところだった。神崎家は一家総出で子供を守ろうとし、祖母と二人きりで暮らしていた琴音は、一転して神崎家で可愛がられる存在となる。水野家の養女である水野瑠奈は、神崎家の若奥様になることを夢見ており、嫉妬心から琴音と子供を陥れようと画策する。琴音は必死に子供を守り、司は彼女に寄り添ううちに次第に琴音を愛するようになる。司は瑠奈の本性を見抜き、幾多の困難を乗り越えて琴音の無事な出産を守り抜き、二人はついに幸せな結婚を手に入れる。