大梁の北方の国境が危機に瀕し、蛮族が城下に迫る。朝廷はこぞって公主の政略結婚による和平を口にした。皇太子は保身のため、その場で長公主の梁殊を死地に追いやり、蛮族の地へ死出の旅に送ろうとした。梁殊は冷笑し反撃する。「公主が政略結婚できるなら、皇子もできるはず。皇室に庸才は不要、無能な者から先に行くべきです!」
金鑾殿で父上は激怒し、直ちに勅命を下した。皇室の子弟は文、武、政の三番勝負を行い、最下位の者が北方の国境へ政略結婚に行くこと。かつて無能だった皇太子は驕り高ぶり、県を治めては乱を起こし、国を辱める書を献上するなど、三番勝負に全敗して最下位となり、ついに廃されて蛮族の元へ送られた。
梁殊は女の身でありながら将軍として北征し、国家の尊厳を守り、蛮族の首領を討ち、辺境の戦乱を平定した。さらに第四皇子が外敵と結託し、謀反を起こして君主を弑逆しようとする陰謀を打ち砕き、賢明な皇子を帝位に就かせた。彼女はその才気で朝廷を安定させ、熱き血潮で山河を守り、ついに一代の鎮国長公主となり、天下に宣言した。「大梁の民は、未来永劫、政略結婚はしない!」と。