神崎月華は第三皇子の屋敷に嫁ぎ、「役立たずの王妃」という仮面を被り、才気を隠し屈辱に耐えていた。第三皇子・天童悠は冷酷で、彼女を皇位継承争いの駒とみなし、卑劣な罠を仕掛ける。月華は愚かな様子を演じ、殺意をかわし逆転の機を窺う。従兄・柳辰巳が帝都へ来たことで、天童悠の彼女への疑念は深まる。宮殿には殺意が渦巻き、皇位継承争いは予測不能。誰もが愚かな役立たずと思っていたが、仮面の下に切り札が隠されていた。彼女は愚鈍さを計略とし、陰謀を切り裂く。そして絶望的な状況から逆転を果たし、自由な新しい人生へと向かう。