朝倉睦は幼い頃から母に「何事もお前が優先」という建前の下で虐げられ、実際には良いものは全て妹の朝倉琴に与えられていた。妹の誕生日の宴で閉じ込められ、不慮の事故で机の角に頭をぶつけて亡くなった後、彼女の魂は現世をさまよう。そして、母が病弱な妹を不憫に思い、えこひいきしていたことを本人の口から聞いてしまう。睦の死後、母は後悔の念に苛まれ、妹を追い出し、罪を償うために出家する。一方、妹は自らの行いの報いを受ける。睦の魂はその因果応報を見届けた後、冥界の老婆から忘却の茶を飲んで転生し、新たな生を迎える。