大鳳王朝の鎮国将軍の娘、須藤清音は、幼い頃から多くの愛を受けて育ったが、自分のせいで母が亡くなったと思い、自身の名を嫌い、父との間には深い溝があった。そばにいてくれるのは、屋敷にいる少年の林墨だけだった。北方の戦いが再び始まり、父の須藤定北は総大将として出征し、林墨も軍に従って戦地へ向かう。清音は一人、帝都で留守を守る。しかし、前線から届いたのは、父が敵国と通じ国を裏切ったとして陥れられたという悲報だった。将軍家は絶体絶命の危機に陥り、帰還した林墨もまるで他人のように冷たかった。絶望の中、清音はすべての陰謀と自らの出生の真実を知る。父と林墨の犠牲によって、ついに正義は果たされた。彼女は人々の想いを胸に、遠く江南へと向かい、屋敷いっぱいの梧桐の木を守りながら、秋雨や凧に込められた温かい過去を思い、余生を過ごすのであった。