エリート特別補佐の佐藤彩は、社員旅行で酔っ払い、人前で氷のような上司、黒羽陣に大学院進学のために辞職を迫るという大失態を演じてしまう。クビを覚悟した彼女だったが、西京プロジェクトのため黒羽と共に西北への出張を命じられる。ホテルを間違えたり、三輪車に押し込まれたり、食中毒になったりとトラブル続きの道中だったが、二人の間の壁は次第に取り払われていく。そして、佐藤が長年隠してきた過去が明らかになる。彼女は西北出身の孤児で、父の治療費のためにエンジニアになる夢を諦め、貧しい子供たちを陰で支援していたのだ。黒羽は彼女の強さと優しさに心を打たれ、彼女が再び夢を追うための資金援助を申し出る。山海を越える出張は、仕事のパートナーとしての試練であると同時に、互いに惹かれ合うきっかけとなり、最終的に二人は夢と愛の中で結ばれるのだった。