夜11時、住民グループチャットに504号室からメッセージが届く。「カウントダウン10分!子供の実の父親が出てこなければ、皆殺しにする!」続いて、地面に横たわる妊婦の写真が送られてきた。夏念が興味津々でそのやり取りを見ていると、午前1時、今度は303号室からメッセージが。「気分が悪いから、誰か殺したい」。彼女が「写真を忘れないで」と囃し立てると、相手は本当に少女が真っ二つに斬られた写真を送ってきた。それは上の階の302号室の物静かな少女だった。夏念は恐怖で凍りつき、チャットではいたずらだと非難が殺到するが、303号室は微笑みの絵文字と共に「気分が良くなった」とだけ返信した。二つのグループチャット、二つの「冗談」。夏念は突然気づく。504号室の妊婦と302号室の少女は、もう死んでいるのかもしれない。そして次のカウントダウンは、自分の頭上で始まるのかもしれない。