女将軍フレヤ・ヴァンガードは、十八歳の放蕩者と噂の公爵ユリアン・ルミナスとの政略結婚を勅命される。フレヤは静かに過ごしたい。ユリアンは恩人の息子で、二十二歳の年の差があった。初夜、フレヤはユリアンに「三年後に私は『病死』する。あなたは愛する人と結婚なさい」と契約書を突きつける。しかしユリアンは涙を浮かべ契約書を破り捨て、「十歳からあなた以外娶らないと誓った」と告げる。結婚生活で真相が明らかに。フレヤの初恋の死には裏があり、ユリアンの放蕩な態度の下には才能が隠されていた。恩人は二人と繋がりがあった。陰謀が浮かび上がり、フレヤは再び戦場へ。今回、彼女の後ろには、冷たい遺品のロケットではなく、彼女のために成長した若き青年がいた。