転生したら、肉体のないドンガラだけの機体になってしまった。しかし俺は、優れた戦闘意識を頼りに、何度も陰ながらパイロットを助け、怪獣に侵略されたこの世界を救ってきた。
英雄と称えられるはずだった俺は、今やスクラップ同然の機体として新人の訓練用にされている。最後の怪獣との戦いでコアを損傷し、機体の機能が大幅に低下したからだ。
このまま穏やかな余生を過ごそうと思っていた矢先、それが悪夢の始まりだとは知る由もなかった。俺を操縦するのは暴力的な少女で、訓練では俺の都合などお構いなし。おかげで銃身はいつもオーバーヒート寸前だ。